東洋哲学を平易に学べる「自分とか、ないから」
ハイデカー哲学を簡単に知れる「明日死ぬ幸福の王子」
共に新しい物事の見方を示唆してくれる。
「宇宙との境界線がないこと」「人は道具として他を見ていること」
なるほど、と唸ることばかりだ。
この瞬間も死ぬことを意識すること。
全てが繋がっていることを意識すること。
昔、恋人と別れる最後の日に、ずーっと、くだらない話をして笑っていた。
そんな、何気ない時間に幸せは宿ると感じていた。
いつか死ぬではなく、今、死ぬことを意識しながら生きる。
そんな哲学的なことを考えられるのは衣食住が満ち足りているからなのだろう。
僕のような明日が見えない借金地獄の人間には、それを考える余裕などない。
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